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【おそ松さん】六つ子達が危険すぎる【R15】

第6章 そっち系?




「か、カラ松くん…?どうし…」

「ほんとに、好きじゃないの?おそ松兄さんのこと…」

「え…」

他の人には聞こえないような小さな声で、カラ松くんは不安そうに「ほんとに?」と囁きてきたので、私は優しく「本当に好きじゃないよ」と伝えることにした。

まぁ別に、嫌いなわけでもないんだけどね。
いつでも陽気なところは、素敵だと思うし。

「………そっか」

「う、うん……」

…あれ、手首は離してくれないのかな。

まさか、おそ松くんが帰ってくるまで、ずっとこのままだったりして…。

「…カラ松くん、あの…手首…」

「………」

え、無視…!?!
まさかの無視ですか…!!!カラ松くん!!!

いつもは何があっても返事してくれるのに、なんか今日のカラ松くん、負のオーラがあって、ちょっと怖いかもしれない。

お、怒ってるのかな…。

「………」

「………」

おそ松くん、早く帰ってきてー!!

可愛くないって言ったことは謝るから!!

お願いー!!

「…おそ松兄さん、遅いね」

「そっ…そうですね、あはは…は…」

こ、怖すぎるよ、カラ松くん…。

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