• テキストサイズ

こちら、MOB飼育係ver.ハロウィン2[dzl]

第12章 再びおらふくん猫目線


 僕たちハロウィンMOBだけで作るハロウィンパーティーはちょっと不安だったけど、ドズルさんやみんながいてくれるから、きっと出来るって思うんや。
 そうやってどんどんハロウィンパーティーの準備をしていたら、ドズルさんが他は何かあるかって聞いてきて。なんとなく音楽や! って言ったら、僕が音楽担当になったみたい。
 言い出したのは僕やけど、音楽がなんなのの分からないから、何から始めたらいいか分からんかったけど。
 ドズルさんと音楽の作り方を探していたら、叩くと違う音が出るものがあって。僕たちはそれを真似して手乗りMOB用の楽器を作ってみた。おんりーが言うには打楽器っていうものなんやって。あとは順番に打楽器を叩いたら、音楽っぽくなって楽しかった。
「ライムさん、喜んでくれるやろか?」
 僕は手乗りMOB用楽器を見ながらドズルさんに訊いてみた。
「きっと喜んでくれるよ。だからハロウィンパーティーまでに、完璧に演奏しよう!」
「はい、頑張りますね!」
 僕はハロウィンパーティーをする日まで、何度も何度も打楽器を叩き続けた。この糸みたいなのを叩いたり、白い板を叩いたり。もうちょっとリズム感あった方がいいかな? どうやったらリズム感が出るんやろ。
/ 17ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp