• テキストサイズ

シュガーヒル

第6章 ティファニー



今日は7日だった。
後、3日で誕生日がくる。

その日を私は心待ちにしていた。
そして、誕生日当日になった。

朝、誠一から「お誕生日おめでとう」と言われた。
私は、それに対して素直に「ありがとう」と言ったのだ。

10日は平日だった。
いつもの様に、誠一を軽く抱きしめてハグをしてから仕事に送り出した。

その後、私は念入りにメイクをした。
何を着て行こうかと考えていた。

ベージュが基本カラーになっていて、花柄がプリントされているキャミソールワンピースを着て行こうとその時思ったのだ。

そのキャミワンピは私のお気に入りのワンピースだった。

花柄がプリントされているワンピの下にルビー色をしたキャミワンピがありそれを合わせて重ねるような感じで着るようになっていた。

そのワンピースの上にレースのカーディガンを羽織って足元はミュールだった。
年齢の割に、ちょっと可愛すぎるかな。

とも、思ったがそれを着てゆくことにした。
午前10頃に自宅を出て最寄り駅まで徒歩でいった。

渋谷まで出て、東京メトロ半蔵門線に乗り三越前で降りた。
店内を通り、ライオン像の前まで行く。

ライオン像の前には待ち合わせる人たちでいっぱいだった。
ヤマザキは今日も有給を取ってくれた様だった。

/ 76ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp