第2章 恥辱
その後、僕は彼女と約束を交わした。
が勝負に負けるたびに僕の言うことを一つ聞くという約束。
もちろんその逆も然り。
というかが勝ったら僕は死ぬ一択なんだけどさ。
「絶対やだし。どうせこういういかがわしい事するための口実だろ」
「あれ、よくわかったね」
「死ねよ。マジでお前教師か?今のこれだって強制わいせつ罪に問われる案件だからな」
「それを言うなら僕だって殺人未遂でを訴える事できるよ」
僕の正論に何も言い返せない。
まぁ、ぶっちゃけセックスをするためにこんな約束をしたわけじゃない。
昔みたいに年がら年中盛ってたわけじゃないんだから。
僕の任務を手伝ってもらおうかなと思っただけ。
そう言えば彼女は渋々頷いた。
あの後、「一緒に寝よう」と提案したら「道端に落ちてる犬の糞と一緒に寝たほうがまし」と言い放ち、は寮へと帰った。
犬の糞って……。
めちゃくちゃ爆笑した。
それにしても、すげえ気持ちよかった。
すっきりした。
今度AVで抜くとき、友達の妹設定のやつ借りてこようかな。
姉でもいいな。
びしゃびしゃになったシーツを替えながら、僕はそんなことを思った。