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【呪術廻戦】新世紀の『I LOVE YOU』

第20章 幸福







森を抜け、私たちはまたロンドンへと戻る。
既に夜も更け、私達の帰国は明日へとなった。
ホテルへ向かい運よく部屋を三つ取ることができた。
七海が五条悟と一緒の部屋は嫌だとその顔で訴えていた。

部屋の鍵を受け取り、私は早速お風呂に湯を張った。
流石にシャワーだけではこの疲労は取れない。
お湯に身体を沈めれば、今日一日の疲れも一緒に流れていくような気がした。
このまま眠ってしまいそうな勢いだったけど、私は一つだけ気になる事があったから、それを聞きに行かなければいけない。

【僕は今が幸せだからね。今を夢見ても仕方ないでしょ】

この言葉は果たして本心だろうか。
うまい具合にはぐらかされた気がしてならない。

私は風呂を上がった後、五条悟の部屋へと赴いた。




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