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【呪術廻戦】新世紀の『I LOVE YOU』

第18章 術式







結果。
僕の完全勝利。
畳の上に寝転がり全身で息を吸っているを見下ろす。

「いつもよりすごい粘ったね。そんなに僕について行って欲しくなかった?」
「……ていうか、普通に……、女子、だけで……って計画だったから……」
「あー、そういう。男は元から眼中になかったわけね」
「だからお前がどうこう、っていうわけじゃなくて……」
「なぁんだ。よかった。嫌われてるのかと思った」

もし嫌われていたら、地球丸ごと潰しそうな勢いで何するか分かんないや。
というか、女子だけで旅行に行きたかったのか。
それはそれで楽しそうだけど、僕もと旅行に行きたいから今更「やっぱりなし」という選択肢はない。

額にへばりついているの前髪をあげて、火照った表情を見つめる。
また顔を反らす。
恥ずかしいのかな。
恥ずかしがることなんてないのにね。

その後、僕は悠仁や恵も誘ってみんなで旅行に行こうという提案をした。
一年生の親睦会していなかったし。

真希に電話をして旅行代全額僕が金を出すと言えば、あんなに文句を言っていたのに一瞬にして大人しくなって、現金だなと思いながらも、子供らしい反応に笑った。





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