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【呪術廻戦】新世紀の『I LOVE YOU』

第14章 明日






――夏油side――




この日、私はとある任務を終えて補助監督である新田明の運転する車に乗って高専に戻っていた。
とある任務って言い方したけど、簡単に説明すると、埼玉県の大宮から離れたところにある山を切り開いて、レジャー施設を建設するから、そこにいる低級呪霊を祓ってくれというもの。
すぐに終わるかと思っていたけど、正直滅茶苦茶多かった。
想像していた倍の量がいて、少し疲れた。

後部座席で、ひと眠りしようかと目を閉じた時。
制服のポケットに入れていたスマホが鳴った。
ディスプレイには五条悟の名前が。
………嫌な予感がする。

「………はい」
≪あ、?任務お疲れサマンサ!!≫
「用件はなんだ。手短に話せ」
≪つれないなぁ。まぁいいや。今から神奈川県の川崎市に行ってもらえる?≫
「私たった今任務終わったばかりなんだけど」
≪あはは、そうなんだ≫
「……………」
≪いや、割と真面目な話で、行ってほしいんだよね≫

五条悟の口調が変わった。
これマジなやつだ。
私は軽く息を吐いて、大まかな内容を軽く口頭で聞いて詳しいことはメールで送るように言った。




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