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【呪術廻戦】新世紀の『I LOVE YOU』

第11章 試行








片腕のない男は、気絶というよりは失神に近いか。
股間からは尿が垂れている。
一体どんな領域を展開したのか。

そして問題は女の方だ。
彼女もまた気絶はしているが、来ているスーツに見覚えがあった。

僕は、伊地知に電話をかける。

≪はい、なんでしょうか≫
「伊地知、至急調べて欲しい事があるんだけど」

伊地知に、今回の任務を依頼した人間と補助監督名前を調べてもらう。
僕の読みが当たっていれば、この女は呪詛師と繋がりがあったと考えて言い。

「悪いけど、車2台出してくれない?さすがにこの現状を僕一人ではどうにもなんないや」
≪わかりました。至急車を用意させます≫

そう言ったのを聞いて僕は電話を切った。
この現場は他の呪術師に任せるとしよう。

寝ているの体を抱きかかえ、僕は螺旋階段をのぼり地上へと出る。
その間もはずっとへらへらと笑って涎を垂らしていて、一体どんな夢をみたらこんなだらしない寝顔になるんだ。

だけど、その寝顔が幸せそうで思わず笑みがこぼれた。
が、あるものを見つけ、一瞬にして笑みは消える。




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