第8章 修行
「ちょ、ちょっと待て。せめて拭かせて。濡れてるから……」
「どうせ濡れるじゃん」
ここから逃げるための言い訳を必死に考える。
濡れるも何も、もう濡れてんだよね。
今さらだよ。
「シーツだって、ほら!!」
「大丈夫大丈夫。いつもの潮でべちゃべちゃになるから変わんないって」
ここまで濡らしたことはないけど、それでもお漏らしかなと思うほどにはいつも濡れてるし。
あんま変わらないから、気にしなくていいよ。
「ちょ、本当、やめろよ……!!」
「やめないよ」
やめるわけないじゃん、馬鹿なの。
ここでやめてしまったらそれこそ僕らしくないと思わない?
ベッドにを縫い付け、僕は彼女の首筋に唇を寄せた。
おもしろいくらいに身体をびくつかせる。
首、弱いよね。
あと耳裏も。
これも僕しか知らないこと。
濡れている服を全部剥ぎ取り、僕はのまんこを舐める。
溢れる蜜を舐めて吸えば、彼女の口からは甘い声が抑えきれずに漏れる。
それでも快楽に溺れないようにするためか、時折声を我慢している時があって、それもそれで支配しているみたいでいいよね。
「も……、いいから、はやく……しろよ」
「そんなに僕のが欲しいの?」
たくさん舐めたまんこはの愛液と僕の涎でてらてらに濡れている。
もっと舐めたかったけど、恥ずかしそうに頷く彼女に僕の理性が保ちそうにない。
生唾を呑む辺り余裕がない証拠と我慢の限界。
僕ってこんなに我慢のできない子だったかな。