第8章 修行
「なになに、君達。随分いちゃいちゃしてるねえ」
「あ、先生!!聞いてよ、夏油の奴ホラー駄目なんだよ‼」
「おい、普通にバラしてんじゃねえよ。つか怖くねえって言ってんじゃん!!」
「絶叫マシンも怖くてさ、意外とかわいいとこあんだよ」
「だから言うなって言ってんだよ‼その口縫って未来永劫喋れなくしてやろうか⁉」
虎杖の襟首をつかみ、思い切りその頭を揺らした。
それでも笑っている虎杖は、ドМなんじゃないかと思ってしまう。
「へぇ、そうなんだ。初めて知ったよ。そう言う事言ってくれないんだもん」
「当たり前だろ。なんで敵に弱点を晒さなくちゃいけないんだよ」
「、もう隠す気ないね」
「今さらだわ。隠してももう意味ねえだろ、ここまで来ちゃ」
自分の弱点がこうも簡単にばれるとなるとすごい恥ずかしい。
「じゃあが薬飲めないって事も知ってる?」
「え、知らない」
「あと注射もだめなんだよ」
「あー、だからさっき注射のシーンで顔反らしてたんだ」
「だからてめえら、人の弱点を、ばかすか言ってんじゃねえよ。ここで死ぬか?死にてえのか?」
拳をぐっと握って私は虎杖の頭を思い切り殴った。
五条悟に殴りかかろうとしたら返り討ちにされた。
糞!!!!