第26章 事変
虎杖もそうだ。
呪いの器と言うだけでこいつは秘匿死刑。
この戦いが終わったら死刑は免れない。
虎杖を死なせたくない。
そのためにも早く悟を奪還して封印を解かなければ。
そして悟がいなくなって困る事の2つ目は、"パワーバランスの崩壊"。
悟がいるからと言う理由で大人しくしていた呪詛師。呪霊達が一斉に動き出すだろう。
「その1で内輪がゴタついている時、その2の奴らとプチ戦争なんて起こってみろ。負けるぜ!!俺と七海サンはそう読んでる。負けたらどうなる?」
「少なくとも日本では人間の時代が終わるかもしれないですね」
「終わるかも、じゃなくて終わるだろ」
「分かってんじゃねーか」
伏黒と私の返答に猪野はにやりと笑った。
そうならないために。
それを阻止するために。
「七海サンが戻る前に"帳"をブッ壊す!!」
五条悟を奪還し、救出する。
そして。
夏油傑をこの手で殺す――――――。