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世界の終わりに君と[me4]

第3章 回想


 ぽんPは、あまり使われていないコハロンの家にイタズラをしようとして橋の下に向かったらしい。
「ん……?」
 そこからでも見えたピンクのヒラヒラ。コハロンの家の窓からチラチラと見えた。
「あれ、あの人ここ使ってんのかな?」
 コハロンが何かしら使って物でも置いているのかなと扉を開けると……。
「わぁ!!」
「……え?」
 知らない女の子がいた──。




「あれ、知らない人だ!」だが、その女の子はぽんPの困惑を気にすることなく話し続けた。「なぁんだ、コハロンじゃないのか〜」
「え……誰、です?」
 思わず敬語になりながらもぽんPはそう訊ねたのだが。
「知らない人とお話しちゃダメだって聞いたから! ウチ何も話さない!」
 と女の子が言い、コハロンの家から出ようとしない。ぽんPはよく分からないが理解はした。
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