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人魚姫 【文スト/中原中也】

第7章 はじまり


判っていたけど、、、、。

やっぱり凄く緊張する。

中也くんのお家に着いたものの、玄関から動けずにいた。

中也くんに声をかけられ、慌てて靴を脱いで家に上がらせてもらった。

流石はポートマフィア幹部様のお家だ。

広くて、置いてあるインテリアも高そうなものばかり、、、。

ついつい、お部屋を見渡してしまっていた。


突然後ろから抱き締められ、、、、

「、、、、手前を抱きたい。」

耳元で甘く囁かれたのだ。

勿論、中也くんに抱かれることは嫌じゃない。

だから頷いた。

途端、突然お姫様抱っこをされ、ベッドへ押し倒された。

急すぎる展開に、慌てて待ったをかけ、お風呂に入りたいと伝えた。

初めてするのだ、綺麗な身体でそーいうことはしたい。

最初はダメだと云われたけど、粘ってみると渋々OKを出してくれた。

お風呂場に案内され、シャワーを浴びる。

無意識に身体全体を入念に洗っていることに気付き、1人で赤面した。


お風呂から上がると、タオルと着替えがあったのだが、、、、。


「ゆっくり出来たか?悪りぃ、手前が着れそうなもんそれぐれぇしかなくてよ、、、、ッ////」

『ッ////』


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