第7章 はじまり
「ほら、上がれよ。」
玄関で固まって動かないに声をかけると慌てて頷き、靴を脱いだ彼女。
恐らく緊張しているのだろう。
そんな俺もかなり緊張しているが、、、、。
女を、、、ましてや好きな女を家に上げたことなんてなかったからだ。
家に上がるってことは、、、そーいうことを期待してもいいってことだよな、、、?
正直早くの全てを俺モノにしたかった。
何故ならはモテるからだ。
勿論、が嫌がれば我慢する。
それは絶対に、、、、。
俺の部屋を物珍しそうに見渡すを後ろから抱き締めた。
『ッ!!///』
身体をピクっと震わせるの耳元で囁く。
「、、、手前を抱きたい。」
俺の言葉には小さく頷いた。
それを合図に俺はを横抱きにし、寝室へと向かった。
突然のことに驚くをベッドに押し倒した。
"待って!その、、、お風呂入りたい、、、。汗かいちゃったし、、、"
「どうせ今から汗だくになんだ、構わねぇだろ?」
だが、は頑なに首を横に振る。
仕方がないので、風呂に行かせることを許可した。
そこで俺はあることを思いついたのだ。
自然と口角が上がった。