第4章 忍び寄る魔の手
「ッフハハハハ」
太宰「敵は消滅した。もう休め、中也。」
「っく、、、。終わったら直ぐ止めろっうの。』
太宰「そのつもりだったのだけど、面白くて見てた♪」
「ぁあ?っう。手前を信用して汚濁を使ったんだ、ちゃんと俺を拠点まで送り届けろよ、、、、。」
倒れてしまった中也くんに慌てて駆け寄った。
太宰「ふっ。任せなよ、相棒。」
ジョン「信じられない、あのラヴクラフトが、、、、。君たちは一体、、、。」
太宰「ふふ、悪い奴の敵さ。ちゃん、私は人形を取ってくるよ。それまで中也をお願いしてもいいかな?」
頷くと、太宰くんは小屋へ向かった。
中也くんの頬を撫で、そっと接吻をした。
本当は異能力は使ってはいけないが、ボロボロになった彼を放っておけなかったのだ。
暫くすると出血は止まり、苦しそうだった表情も和らいできたと同時に私は意識を失った。
次に目が覚めると、探偵社の医務室だった。
太宰「目が覚めたかい?ん?ああ、中也は大丈夫だよ。彼はゴキブリ並みの生命力だからね」
中也くんも無事であることに安心した。
それと同時にまた疑問が生まれた。
なぜ彼があの場所にいたのか、、、、。
でもそんな事よりも彼が助けに来てくれたことが嬉しかった。
そしてやっとこの時自覚した。
彼に恋をしていることを、、、、。