第4章 忍び寄る魔の手
「最っ初に云っておくがな、この塵片したら次は手前だからな。」
探偵社と一時的だが、共闘することになったのだ。
嫌で仕方がなかったが、首領の命令だ。
それに、、、がここにいるのだ。
広津にの電話番号から彼女の居場所を特定させた。
GPSはここを示していたのだ。
恐らくQとここで監禁されているのだろう。
太宰「はぁ。やっぱりこうなった。だから朝からやる気が出なかったのだよね。」
"対ギルド共同戦線 反撃の狼煙だ。"
太宰「全く、、、。ここ数年で最悪の1日だよ。」
「おい、太宰。ペトリュスって知ってるか?」
太宰「目玉が飛び出るほど高い葡萄酒。」
「手前が組織から消えた夜、俺はあれの89年ものを開けて祝った。それほど手前にはうんざりしてたんだ。」
太宰「そう云えば、私もあの日記念に中也の車に爆弾仕掛けたっけなぁ。」
「ッあれは手前の仕業か!!」
太宰「ほらいたよ。助けを待つ眠り姫さま達だ。」
「ッ!!!!!」
探し求めていた彼女がいたのだ。