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人魚姫 【文スト/中原中也】

第12章 探し求めていた彼女


フョードル「手荒な真似をしてすみません。そうでないと貴女は異能力を使わないと思って、、、。」


『ッ何が目的なの、、、、』

フョードル「本を探しているんです。貴女にはそのお手伝いをして貰いたくて。」

『断ったら?』

フョードル「貴女の大切な人が死にます。」


『ッく、、、少しだけ時間を下さい。』

フョードル「判りました。1時間後に此処で待ち合わせしましょう。」

そう云ってフョードルは去って行った。

タケル「、ダメだよ!中也の所に行こう!中也なら助けてくれる!」

の手を掴むタケルの手をぎゅっとは握りしめた。

『タケルくん怖い思いをさせてごめんね。もう大丈夫だから。』

タケル「?なに云ってるの?」

『タケルくん、ありがとう。幸せになってね、、、〜♪』


タケルはその場に倒れ込んだ。



はタケルを近くにある交番へと運び、社長のいる病院へ向かったのであった。




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