第11章 ラブ!
ちょっと暗くなった部屋。
彼が私の胸元のバスタオルをほどく。
何も身に付けない裸でベッドに優しく押し倒される。
全身に彼の肌が触れる感触がする。
暖かくて優しい…彼の肌が。
「ゆめちゃん…」
彼の手が私の髪を優しく撫でる。
「はぁ…気持ちいい…」
私は思わず声を漏らす。
彼が私をちょっと強く抱き寄せる。
そして耳元で囁く。
「…もっと気持ちいいことしよう?」
私が小さく頷くと、彼の指が私の割れ目に滑り込む。
いきなりそんなところに触れられて私の身体はビクンとする。
彼の指が優しく前後に動く。
「ふぁ……あぁ…あん」
私の口から変な声が漏れる。
「気持ちいい?」
「うん…ふ…うん…」
「濡れてるよ…」
「やぁ…ん…」
彼の唇が私の唇を塞ぐ。
熱い舌がすぐに入ってくる。
「ゆめちゃん、もっと口開けて?舌出して…」
彼に言われるまま舌を突き出す。
彼の舌が、私の舌に絡みつく。
舌の裏側で彼の舌が動くとすごく気持ちいい…。
「んっ…ふぅっ…んん…」
塞がれた口から声にならない声が漏れる。