第6章 知らなかった
「気持ちいい…」
私がそう呟くと彼は満足そうににっこりと微笑む。
そしてショーツを引っ張ってずらそうとする。
「え…待って…」
私は急に恥ずかしくなって、彼の腕を抑える。
「嫌?」
私の目を覗き込んで、彼は少し首を傾げる。
「イヤ…じゃない…」
私がそう答えると、彼は私の頭を撫でた。
「いい子だね。よしよし」
そう言って彼は私のショーツをずらし、そっと手を差し込んだ。
濡れた割れ目の入り口にスッと指が滑る。
「あ…濡れてる…」
彼が吐息まじりに囁く。
「こんなに…ゆめちゃん…」
彼の指が、彼の中指の第一関節が、吸い込まれていく。
「トロトロだよ…」
彼の息も荒くなる。
私の息も、声も、激しくなってしまう。
「ん…あっ…あっ…」
「気持ちいいの?どこ…?どこが気持ちいい?」
彼の指が私の割れ目の入り口を上下に滑る。
耳元で彼の声が囁く。
「声出して…。ゆめちゃんの可愛い声を僕に聞かせて?大丈夫だよ、誰もいないから」
「あっ…あっ…気持ちいい…」
「気持ちいい?こっちは」
私の液で濡れた彼の指が、私のクリに直接触れる。
「はぁッ!…ん…」
私の身体の中心に電流が走る。
「あっ…ダメ…だめ…」
私の腰が勝手にいやらしく動く。
「こっちがいいの?いいよ…いっぱい触ってあげる」
そう言って彼は私のクリを指で円を描くようになぞる。
「ああん!」