第6章 知らなかった
彼は私の制服のシャツのボタンを両手でゆっくりと外す。
ボタンがひとつ外されるたび、私の心臓のドキドキが早くなる。
彼が私のシャツをはだける。
キャミの肩紐が肩から落ちる。
彼はそっと肩を撫でた。
そしてブラとキャミに包まれた私の胸を彼の手がすっぽりと覆う。
そしてブラに包まれていない上乳を親指でポンポンと押さえる。
確かめるように。
「ふ…やわらかい」
彼が呟いたあまりにも普通な感想に私は思わず笑ってしまう。
「え?今の面白かった?」
「うん。ふふっ…」
私が笑うと彼も少し笑った。
彼の唇が私の首すじにキスする。
そっと舌が這う。
「あ…」
ゾクゾクする感触が私の身体を駆け巡る。
ブラのホックが外される。
キャミの上の方から手を差し込まれ、生胸を揉まれる。
彼の指が乳首を探ると、硬くなってるのを私も感じる。
「気持ちいい?」
彼の問いに私は頷く。
スカートのウエストからキャミの裾を引っ張り出して捲り上げられる。
胸があらわになって、硬くなった乳首をじっと彼に見つめられる。
「恥ずかしい…」
私の声に彼が目を細める。
「可愛い」
そう言って彼は私の硬くなった乳首に唇を付け、吸いついた。
「あんッ…」
思わず声が出る。
彼の熱い舌が私の硬い乳首を転がす。
「ん…」
私は目を閉じ、その快感に耐える。
もう既に身体が…腰が動いちゃうくらい気持ちいい。
生肌にシーツが触れる感覚さえ身体中に響く。
彼の唇は私の唇に移り、舌で私の下唇をなぞる。
さっき乳首にしてたみたいに。
そして彼の指はスカートの裾を捲り、私の太ももに直に触れる。
外側から内側へと、彼の手が徐々に太ももを移動する。
緊張と期待が…私の中で高まる。
彼の手がショーツに触れる。
そっと、優しく、彼の指がショーツの上からクリを探る。
柔らかい刺激が、私をリラックスさせてくれる。
「はぁ…はぁ…」
吐息を漏らす私の唇に彼が優しくキスをする。