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【青監夢】跡継ぎを産めと言われて収監されました

第2章 青薔薇の呪い


そして時は流れ、世界中にいるドクター達の推薦と特別試験を経て、は医師免許を取得した。
新米ドクターとしてどこで学ぶべきか考えていたところで、十数年築いたネットワークの隅の隅から、あるプロジェクトの名を耳にする。


「青い監獄……ブルーロック?」


築いたネットワークのほとんどは、武者修行中に世話になった欧州のドクター達からのもの。
だから、ドクターになったらそこにいる人達のもとへ行こうと思っていた。
同じ日本人ドクターの中にも興味のある人はいるが、少ないから学ぶ機会も欧州より減る。
日本に留まるつもりなんてなかった。
しかし偶然か必然か、のもとに1本の電話がかかる。


「……はい」
〈もしもし、日本フットボール連合の帝襟アンリと申します。継国さんでお間違いありませんか?〉


この電話が、のちのの運命を大きく捻じ曲げることになる。
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