【R指定】リクエスト・コミュ企画短編集【原作色々】
第8章 R指定】【呪術廻戦】玉屑(ぎょくせつ)【五条悟・夏油傑】
「っはっー。ああっ!……はっ……はぁ…五条……。」
「………そんなに睨まないでよ…。」
悟に揺さぶられながら、睨む様に悟を見る仁美に、悟は口を尖らせた。
「…はぁ……、久しぶりなんだからもっと愉しませてよ仁美…。」
見たかった仁美の表情が見れなくて、悟はへそを曲げた。
感じたかったのは、自分の腕の中で快楽に溺れる昔の仁美の面影だったから。
だけどそれは悟にとって対した弊害では無い。
「っ!っ…ああっ…っ!」
悟は仁美の身体を知り尽くしていたから。
どう言う風に仁美の中を犯せば仁美は感じるのか。
たまらずその甘い声を出すのか。
悟は全て知っていた。
「はっ……仁美…。そんなに僕を求めないでよ…。」
久しぶりの仁美との情事なのだ。
悟は久しぶりの仁美の身体を堪能したい。
なのに奥を突いてくる悟のモノに応える様に、仁美の中は悟を締め付けてくる。
こんなの……。すぐに果ててしまいそうだ。
「はぁ…仁美…もう無理…イく…っ…。」
悟は仁美の身体を掴んで思い切り腰を動かした。
「っ……あっ…ああっ……っ!」
「…はぁ……っ…仁美っ……。」
久しぶりの最愛の人の中で、悟はその欲望を全て吐き出した。
「っ!…っ……はっ……。」
全ての快楽が下半身に集中した時に、悟は身体を逸らして空を見た。
「っ……はっ………はぁ…はぁ……。」
快楽の余韻に任せて、その身体を震わせた。
自分の腕の中でグッタリとしている仁美を気にする事も無く、吐き出した欲望が引いても、悟は仁美の中に入ったままだった。
「…………仁美……。」
ああ…やっぱり…。
この情欲は全然萎えなかった。
気を失って、人形の様にダランとしている仁美にさえ、馬鹿みたいにまた欲情する。