第1章 【R指定】【呪術廻戦】貴方の全てを壊したい【七海建人】
「あっ…あぁ…っ。」
乳首を舐められて、七海の指が仁美の下半身をぐっしょり濡らした頃に、七海は体を起こして仁美を見下ろした。
遠のいた快楽に切なそうにしている仁美が、七海を見上げていた。
「…仁美は…夏油さんが好きなの?」
「え?」
そう聞いた七海は、仁美の答えを聞く事は無く、そのまま顔を仁美の下半身に埋める。
「やっ…七海…っ。」
先ほどまで少しの抵抗も見せなかったのに、仁美の体が急にこわばる。
当たり前だ。
七海の手は仁美の足を大きく開かせて、隅々まで仁美の体を見ている。
その体勢と七海の視線に羞恥心が沸き起こる。
仁美の足を大きく広げたまま、七海は仁美の濡れている秘部を舌で大きく舐め上げた。
「ああぁぁっ七海っ!それ凄い!」
この行為がお気に召したのか、先ほどよりずっと気持ちのよさそうな声を発している仁美の顔を見る。
顔を紅潮させて、目を潤ませながら自分が与えている快楽に没頭している。
こんな仁美の表情を、他の男になんか見せたくはない。
…特に……夏油さんには……。
仁美が夏油を好きかもしれないなんて、本気で思っていない。
だけど、夏油に笑いながら寄り添う姿は、どうしても苛々してしょうがない。
そんな笑顔は自分だけに見せればいいのだから。
そんな気持ちをぶつける様に、仁美の中に指を入れ、中をほぐしていく。
仁美の初めての行為が、苦痛にならない様に、丁寧な七海の愛撫で、仁美は何度も体を痙攣させながら、悲鳴のようなか細い声が漏れている。
そんな風に気持ちが昂っている中、また仁美のスマホが振動した。