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【R指定】リクエスト・コミュ企画短編集【原作色々】

第6章 【R指定】【WB】彼はクリスマスケーキより甘い【梅宮一】


気が済んで、体を起こして仁美を見下ろすと、彼女はもう呼吸をするのがやっとの様だ。

「……はぁ……はぁ……はぁ…。」
「… 仁美大丈夫?」
「……………。」

スリッと梅宮の手が仁美の顔を撫でて、仁美はやっと梅宮を見た。

「仁美可愛い。これからだから、まだ頑張ってね。」
「……体力オバケ…。」

仁美がそう言って、眉間に皺を寄せて睨むと、梅宮は嬉しそうに笑った。

やっと自分の服を脱ぎだした梅宮を、目を細めて見ていた。

本当に……。

どんな格好でも好き。

服を脱いで、自分を見下す梅宮のこの表情を見れるのは自分だけだ。

直接肌に触れて抱き締めるこの瞬間が好きだから。

何をされても許して思い切り抱き締めてしまう。

「…一…、大好き…。」

梅宮には大切なモノがいっぱいあって。

忙しくて、あまり自分に時間を取って貰えなくても。

こうして会って、梅宮に抱かれたら心が満たされる。

「仁美、俺も好き。」

そう言って梅宮がゆっくりと中に入ってくる。

散々指で慣らされたのに、梅宮のモノが入ってくる圧迫感に、やっぱり体が強張った。

仁美の表情を見ながら、梅宮はゆっくりと自身のモノを埋めていった。

「ああ…一…。」

苦しそうだけど、それだけでは無い声が漏れると、梅宮はやっと仁美の中に全部おさめた。

「…… 仁美…。」

やっぱり我慢出来ない様に、唇を押し付けてやっと得た快楽に身を任せる。

「んっ…はっ…はぁっ…。」

ギシギシとベットが鳴って、梅宮の律動と同じ様に仁美の体が揺さぶられる。

「…辛い?」

馬鹿な事を聞いた。

ここで『辛い』と言われても、辞める選択なんて出来ないのに。

「仁美、気持ちいい…我慢して……。」

ギュッと仁美の体を抱きしめて、梅宮の動きが強くなる。

「うっ…ああっ!…一っ…。」

苦しいけど、気持ちがいい。

力強く抱かれると辛いけど、その辛ささえも愛おしかった。

「はぁっ!一っ…いいっ…ああっ…。」

これ以上イきたくないのに、梅宮に慣らされた体は、彼の声と匂いですぐに甘美な快楽を植え付ける。

(…もうこれ以上好きになったら…。)
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