【R指定】リクエスト・コミュ企画短編集【原作色々】
第6章 【R指定】【WB】彼はクリスマスケーキより甘い【梅宮一】
キツくなったズボンを下ろそうとベルトに手を掛ける。
その行動に、明らかに仁美の顔が綻ぶけど、苦笑いでそれを晒した。
「仁美、まだ挿れないよ。」
そう揶揄う様に言われて、顔に出していた自分が恥ずかしくなり、更に仁美は顔を赤くした。
でも、そこまでくれば梅宮の唇は挿入する準備をしてくれる。
自分の下半身に向かう梅宮の頭を見ながら、仁美は目を細めた。
「っ!…んぁぁっ…。」
ヌルッとした舌が、愛液と一緒に絡みついて、突起に触れた。
その途端に仁美の腰が浮いて、一気に下半身に力が入る。
「あっ…っ一っ……ああっ…。」
突起ばかり弄られては、お腹の中がギュッと痛んだ。
疼きだけが大きくなる刺激に、仁美は梅宮の頭を掴んだ。
「っ一っ…、中……っ。」
そう催促して、梅宮の太い指がこじ開ける様に中に入ってきて、やっと仁美は望んだ刺激を貰えた。
そこからは、疼きが快楽になるのは早かった。
外の中も梅宮の舌と指に満たされて、すぐに仁美の体は絶頂に向かう。
「ああっ気持ちいいっ…っ!ああっ!」
梅宮に教えられた快楽は、すぐに仁美の体を馴染ませた。
その舌と指で簡単に仁美は達してしまった。
「うっ…ああっ!……っ」
ビクビクッとした大きな痙攣の後、更に仁美の手は梅宮の頭を強く掴んだ。
まだ梅宮の愛撫が続いているからだ。
「一っ、もうイッてる!!」
分かりきった事を伝えても、梅宮の行為は止まらなかった。
イかされて、余韻を与えてる隙も無く、更に責め続けてくる梅宮に、仁美の体が大きく反った。
「ダメっ、……やぁっ!」
逃げる仁美の体を器用に押し付けて、梅宮はそれでもやめなかった。
「っー!!!!!」
2度目の絶頂を味わった時に、1度目よりも下半身の震えが強かった。
「っー…あっ……あ……っ。」
イッても、イッても終わらない梅宮の愛撫に、頭がおかしくなりそうだ。
しばらく梅宮は、逃げる仁美を掴んでまた快楽を与えて、繰り返し自分が気が済むまで仁美の体を貪った。
「…………。」