第4章 お嬢様の仰せのままに
「ゆめかお嬢様はとんだ変態になられましたね」
「悟には負けるよ?ほら、いつも悟が好き勝手に挿れるところ見て……いっぱい垂れてきちゃった」
割れ目をクパッと指で開いて、愛液が溢れる腟口を見せつけると、スッと悟が立ち上がって、私の目の前まで移動して座り込む。
30センチも離れていない。手を伸ばせばその白髪に触れられそうだ。
「ん……さと、る……」
「お嬢様の恥ずかしい姿、見ていますよ」
その言葉を合図に、二本指で穴の浅瀬を刺激しながら、反対の手で突起を虐め抜いていく。
時々胸を揉みながら乳首を扱いて、余すことなく恥ずかしい姿を彼に披露する。
指の抜き差しに慣れてきてGスポットの刺激に没頭する。指を少し曲げて、イイところに小刻みに快感を与え続けた。
グチュ、グチュと水音が部屋に響くと同時に、彼の熱い吐息も聞こえる。
今すぐにでも達してしまいそうだ。おしっこが出そうなジンジンとする感覚に追い詰められていく。
「あ、あぁ、何か出ちゃう」
「ゆめか……僕が見ていてあげる」
「あ、あ、あ……悟、気持ちい……っ」
彼の低い声音が体の芯に響く。
プシャ、と透明な液体が控えめに床に飛び散った。だらしなく開脚したまま、下腹と腿が快感の波に合わせてヒクついた。
見られてイクの癖になりそう、と呟いて気怠げに顔を向け、従順な執事の反応を探る。
口をきゅっと真一文字に結んだまま、まだ私の股に視線が奪われている。
なんて正直な男か。
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