第3章 猛毒の情火(五条視点)
即、下着を取り去ってゆめかの足を開く。
部屋の明かりに照らされて、妖しく濡れ光っている割れ目に視線が釘付けになる。
思わず生唾を飲み込む。
誘うように、ヒクンと穴が収縮した。シーツまで垂れそうなくらい蕩けていて、相手も期待していたことを知る。
それだけで歓喜のあまり達しそうだったが、ゴムを着けて性急にペニスを捩じ込んだ。
「ゆめか、キツっ……」
んんっ、と僕の下から苦しげな声が聞こえた。
締め付けが強いから息を止めないでほしいと伝えると、無理だと彼女は首を振る。
はやる気持ちを抑えて少しずつ前後に抜き差ししつつ、道をこじ開ける。
痛みが出ていないことを確かめてから奥まで一気に貫くと、彼女の太ももと下腹部が震えた。
「や……あぁッ、だめ、ぇ……」
「……挿れただけでイッた?」
魂が抜けたように惚けているその顔を覗き込むと、濡れた瞳と視線が交わる。
「奥……むずむず、する。悟……もっとして……」
息が上がったまま、泣きそうな顔でゆめかが訴えてくる。
無意識に発情しているとしか思えない発言に、下半身が熱くなった。
今日は抱き潰すことに決めた。気絶しようが何だろうが、こっちが満足するまで抱く。
だが、まずはゆめかの疼きをどうにかしてやりたい。
慣らしをしていないため、痛みが出ないように、ゆっくりとズリズリと中を擦る。
いつもより狭い腟内が執拗に絡んできて、急に激しく動かしたら、すぐにでも射精してしまいそうだった。
クリトリスを小刻みに刺激しつつ、奥を揺らすような動きに変えると、喉をヒクつかせてゆめかが仰け反った。
枕を掴み、色っぽく声を殺して歯をギリギリと食いしばって耐えている。
「ゆめか、声を聴かせて」
「あ、あ、やだっ、変な声、でちゃ、う……ッ」
「出された方が興奮する」
ギシギシとゆめかの足とベッドが揺れる。
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