第2章 中毒ロマンス(五条視点)
ペニスの先端とゆめかの唇を繋ぐ銀糸。官能的な光景に目眩がした。
欲に蕩けたゆめかの瞳は、まだ満足していないと訴えている。
その可愛い口に、白濁液をぶちまけてしまいたい。
僕の好奇心と汚い欲が、理性をへし折った。
バーでもらったチョコレートソースの小瓶を手に取り、ベッドへ戻る。
「ゆめか、あーん……甘いのペロペロしよっか」
僕がそう言うと、ゆめかは素直に口を開ける。
チョコレートソースを陰茎に垂らして塗り込むように扱いてから、その先端をゆめかの口元へ持っていく。
「んむ……っ」
何の躊躇もなく、彼女はチョコレートソースに塗れた陰茎を口に含んだ。さっきよりも丹念に、美味しそうにペロペロと舐めている。
凶悪で醜いソレを無邪気に舐め回す様子に、背徳感でゾクゾクする。
その様子が愛しくて頭を撫でると、ゆめかが僕を見上げてきた。目尻に薄っすらと雫が溜まり、それが今にもこぼれ落ちそうだった。
そのまま僕の昂りで口内を犯してしまいたい衝動に襲われるが、グッと堪える。
「甘い……?」
僕が尋ねると、ゆめかがコクンと小さく頷く。
裏筋を、熱い舌が何度も這い回るのが、くすぐったい。
溢れて垂れるよだれも気にせず、僕のを美味そうにしゃぶっているゆめかが愛おしい。
じわじわと射精感が込み上げる。
「ゆめか……出そ……」
僕がそう言うと、ゆめかは首を縦に振って、また念入りに口淫を始めた。
上目遣いで陰茎に舌を這わされ、堪らずに腰を動かすと、ゆめかの喉奥が締まって気持ちいい。
「……っ、出る……ッ」
ゆめかの頭を両手で押さえ付け、彼女の口内に精を吐き出す。
最後の一滴まで搾り取るように吸い上げられ、変な声が出そうになった。
白い喉が動いて、僕の精を余すことなく飲んでくれた。
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