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【呪術廻戦】その変態は最強である【R18】

第2章 中毒ロマンス(五条視点)



「ゆめか、声は我慢しなくていい」
「……っ、だ、め……」

弱々しく抵抗するように頭を押さえられ、隠された宝物を暴くような興奮が沸き上がる。

ダメと言われたら、やりたくなるのが人の常。

「……ふ、ぅ……っ、は、あ……」

熱気が増す部屋で、彼女の短い呼吸音が響く。

胸の先端をつねって、指と舌で押しつぶして、ますます硬くなるそれを弄んだ。

もじもじと太ももを擦り合わせる様子に、感じてくれているのだと分かり満足する。

酒で上気した肌が手にしっとりと馴染む。

怖がらせないよう、彼女の太ももを撫でてから膝をさすると、予想に反して抵抗が強くなった。

「ゆめか」

子供に言い聞かせるようにその名前を呼ぶと、腕で目元を隠したまま唇を噛み締めた彼女が首を振った。

「……もう終わりにする?」

問うと、また首を振ったので、どうしたものかと一考する。攻めるか退くか。

このタイプは、手順を間違えたら永久にシャットアウトされる。

もう一度名前を呼んでから、キスするだけだと伝えて腕を退けさせると、今にも涙が零れ落ちそうなほど潤んでいる瞳と視線が合う。

男の劣情を焚きつける顔だ。

「大丈夫だから。ゆめかが嫌がることはしない」

緊張で浅く呼吸を繰り返す華奢な肩を撫で、額、目尻の順に軽くキスを落とす。

親指で彼女の下唇を二、三度なぞり、嫌がらないことを確認してから熱を分け合う。

「……ん、んっ……ふッ……」

やわらかい唇同士で啄むように戯れてから、お互いの湿った粘膜で触れ合う。

彼女の反応が気になるプレッシャーからか、自分の心音がトクトクと体に響いてうるさかった。

「ゆめか……」

彼女の赤くなっている耳を指先で愛撫しながら名前を呼ぶと、「あっ」と上がる焦った声と、怯える小動物のようにふるふると震える様子が可愛い。


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