第6章 ご主人様のお気に召すまま【後編】
露わになった秘部を舌先で弄ばれ、ぴちゃぴちゃと音を立てて肉ひだごと腟口を吸われて、思わず口から声が洩れた。
「ふあ……っ、あぁっ」
「ゆめか……腰、揺れてる。もっとして欲しい?」
「ち、違っ、違う……のっ」
否定しながらも、身体はもっともっと強い快感を求めている。
甘い責めに耐えながら腿と腰を震わせていると、悟に小さく笑われた。カァッと頬が熱くなる。
ちゅっ、と軽く吸い付かれた後に、硬くなっている突起を舌先でぐりぐりと押し潰される。
膣内に舌を挿れられて中を探られると、快楽で頭の中が真っ白になる。
「ゆめかのここ、さっきから僕の舌の動きに合わせてヒクヒクしてる」
「や……あぁっ、言っちゃやだぁ……っ」
恥ずかしさのあまり、泣きそうだ。
それでも部屋に響く水音とともに容赦なく与えられる強烈な刺激のせいで、どんどん理性が溶かされていく。
唇を噛み締め、秘部を彼の顔に擦り付けるように腰を動かし、自分から絶頂を迎えようとしている事に気付いてハッとする。
「だめ……っ、これ以上したら私、変になっちゃう」
「ゆめかは僕だけのメイドなんだから、僕のために感じてよ」
「あぁ……あ、あ……気持ちいい」
太ももを押さえつけられ、絶頂寸前で敏感になっている陰核を強く吸い上げられた。
あっという間に追い詰められてしまい、次の瞬間、ビクンと体を跳ねさせて私は達してしまった。
「ひあっ、あ……あッ、あぁ、あ……!」
恍惚とした余韻に浸っている間にも、悟は休む事なく舌を動かし続けていて、敏感になっている粘膜を舐められるとまたすぐに蜜口から新たな愛液が流れ出してしまうのが自分でも分かる。
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