第1章 ご主人様の言うとおり
「これマジックミラーだから安心しなよ」
マジックミラーならば、こちらからは外は見えるけれど、外からはこちらは見えない造りだということ。
それならば安全かもしれないという安堵の気持ちが湧いたのも束の間。
「お、何人かゆめかのこと見てる」
「嘘っ!?」
冗談なのか本気なのか、窓の外の方を見始めた悟の言葉にビクッと体が強張る。
「嘘だよ」
悪びれた様子もなく堂々と嘘をつかれた。
抗議するつもりで言い返そうとした途端、下から突き上げられた。ぐりぐりと圧迫されて声が出ない。
そのまま激しく揺さぶられる。
「っ!やっ、んぁっ!」
彼に主導権を握られ、好き勝手に抜き差しされる状況に感じてしまうのを止められない。
お腹側を擦られてザワザワとした愉悦が走り、行き止まりを突かれてジンッと爪先まで蕩けそうな衝撃が襲ってくる。
繰り返される、そのやり場のない快楽に、嬌声をあげて耐えることしかできない。
結合部を見せつけるように両脚を開いた姿勢のまま持ち上げられ、容赦なくずんっと穿たれる度にいやらしい音が部屋に響く。
理性が飛びそうになるのを懸命に堪えるけど、せり上がってくる快感に意識が霞む。
「っあぁっ……そこっ……だめぇっ……」
絶頂がすぐそこに迫っていた。
悟が穿つ角度を変えて、更に深くなる結合部がとても気持ち良すぎる。悟の硬くて太いモノが、何度も私の最奥を責める。
ヒクつく膣壁で彼のモノを思いっきり締め付けた。
「んっ、そろそろイきそう?」
耳元で悟が囁いた瞬間、じわっと秘部から愛液が溢れ出すのを感じる。
「あんっ……やぁっ、イっちゃうっ……」
彼の荒い吐息と容赦ない動きに、頭がクラクラして快楽を追うことしかできない。
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