第1章 ご主人様の言うとおり
「あっ……あぁっ、んッ」
「ゆめか……繋がったまま抱っこしてあげるから、しっかり掴まってて」
悟の笑い声が聞こえた次の瞬間には、両脚を抱えて抱っこされる対面立位になっていた。
亀頭がグリッと奥を押し上げてきて、反射的に彼の綺麗な肌に爪を立ててしまう。
「あっ!やぁ……んっ!」
「っ……はぁ……ゆめかの好きなところ、いっぱいグリグリしてあげる」
悟が私の体を揺さぶる度に、結合部からぐちゅぐちゅといやらしい音がする。
自分の体重でいつもより深くまで届いている気がして、気持ち良すぎて頭がおかしくなりそうだ。
「……んぁっ!あぅ……ッ、やだぁ……」
「ほらっ、ゆめか。ちゃんと掴まってないと落ちちゃうよ」
悟が楽しそうに笑う。
その振動でまた奥を突かれて、体が不安定に揺れた。
悟の首に顔を埋めて快感をやり過ごそうとするのに、それを咎めるかのように腰を揺すられる。
「……っあ!や、悟……」
彼の硬い先端が行き止まりをノックする。子宮口が下りてきているのがわかる。
こんな体勢でシたら、今まで以上に深くまで犯されておかしくなってしまいそうだ。
「あっ……あぁっ!だめっ……」
悟が腰を押し付ける度に、結合部からは泡立った体液が溢れ出す音が響く。
「ゆめかのココ、僕のを美味しそうに飲み込んでるよ」
悟が耳元で囁く声すら興奮する要素。下腹から背中へ快感が走り、ぶるるっと震えてしまう。
「んっ……ぁっ……」
「ゆめか、可愛い声」
目の前がチカチカして、抱きついたまま背を反らすことも出来ない。
→