第4章 お嬢様の仰せのままに
「ほんと、躾がなってない執事ね」
ストッキング越しの足裏で、硬くなり始めたソレを優しく踏んでみると、彼の噛み殺した声とともに、あっという間に先程までの大きさと太さを伴う。
素直でよろしい。ソファに乗っかって彼自身を跨ぎ、腟口へ先端をあてがう。
「お嬢様に好き勝手される気分はどう?」
大人しくしていてね、とスカートを捲くって彼に見せつける。すぐに挿れずに、割れ目と先端をクチュクチュと音をさせて擦り合わせる。
濡れた肉の花弁を何度も亀頭がめくりあげる。それだけでも、いつもの何倍も気持ちが良い。
ソファの背もたれを掴みながら、位置を固定して一気に腰を落とす。張った先端が押し入ってきて、息を呑んだ。
「ん……あぁ……っ」
熟れた膣壁をゴリッと刺激されて、唇が半開きのまま熱い吐息を漏らす。
ゆっくりと彼自身を根本まで収めると、隙間なく満たされる。奥が灼けついてヒリヒリするような感覚だった。
いつもより中が圧迫されて、身動ぐだけで腰から全身に快感がじわじわと広がる。
「あっ、あっ、気持ちいい……」
「きつ……っ、僕より変態じゃない?執事に跨って悦ぶお嬢様なんてさ」
射精したせいか、悟がいつものペースを取り戻してきている。私の様子を楽しむように口端を上げて笑っていた。
イイ角度を探して自ら腰を擦り付けていると、悟がソファにわざと背を預けて後傾姿勢になる。
柔らかいソファに相手の身体が沈み込む形になると、私の胸が彼の顔に乗っかった。
バランスを崩し、慌てて背もたれを掴むと、ペロリと温かい舌が私の胸の突起を舐め上げた。
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