第6章 秘密のカンケイ
太宰「成程ねぇ、可能性としては彼と話したことだと思う。でも彼の異能力だけの力ではないと思う。」
乱歩「うん、僕もそう思うなぁ」
"じゃあどうして、、、、?"
太宰「何者かの力か、、、」
乱歩「自身の力かだね。」
翌日、探偵社に早速報告をしに来た。
とにかく原因を突き止めたいところではある。
何故、触れた相手と話せるのか、、、。
結局解決には至らなかった。
与謝野「、やっと見つけた!ついてきな!」
社長室から出たところを与謝野さんに捕まり、休憩室へと引きづられ連れて来られた。
休憩室には既にナオミちゃんと鏡花ちゃんも待機していた。
状況が読めずに、ぼーっとしていると与謝野さんが口を開いた。
与謝野「、アンタ彼氏できたろ?例の彼かい?」
突然のことに驚き、慌てて否定をする。
与謝野「嘘つくんじゃないよ!アンタ今日朝帰りしただろ?」
まさかバレていたなんて、、、、
後も最小限にして、部屋に入ったのにも関わらずだ、、、、。
与謝野「彼氏が出来たんなら、今度紹介してくれよ?前みたいな男だったら妾が切り刻んでやる。」
前回彼氏が出来て、浮気をされて別れた事情を知っている与謝野さんは私よりも元カレのことを許していない。
きっと心配してくれているのだろう。
"前のような人じゃないですよ!"
与謝野「アンタがそういうなら、、、っていうかアンタ喋れるのかい!?」
そうだった。まだこのことを知っているのは中也くんと太宰さん、兄さん、社長のみだった。
そのことの方が衝撃だったようで、話題は彼氏の話から上手く逸れたのだった。