• テキストサイズ

人魚姫【文スト/中原中也】

第5章 探し求めていた彼女。


互いの距離が自然と近づき、唇が重なり合う、、、、


太宰「はぁーい、そこまで!」


3回目だ!!!!

太宰の言葉では慌てて俺と距離を取った。

「ッ、、、。、大丈夫か?痛てぇとこねェか??」

俺の問いには頷く。

太宰「ちゃん、無事で善かったよ。さぁ帰ろう。みんなが待っている。」
 
太宰の言葉には頷き、立ち上がった。

俺はQをおぶさり、地下室を後にした。



「おい!クソ太宰、その人形よこせ!」

太宰「だーめぇ!万が一の保険だもの!」

「チッ。彼奴絶対いつか死なす、、、。」


外へ出た瞬間、突然何かが首に巻き、地面に叩きつけられた。


「っう、、、。なんだ。」


太宰「流石!ギルドの異能力者!驚異的なタフさだっ!」

「踏まなっ!!!!」

「来るぞっ、如何する?」


太宰「ふっ。如何するも何も私の異能無効化ならあんな攻撃、小指の先で、、、、」

飛んでくる触手を避けるが、太宰はそのまま吹っ飛ばされる。


「太宰っ!」

触手が俺に向かってくるのを、重力を込めてぶん殴る。


「っ!手前はそこで待ってろ!!」

は頷き、Qのそばに駆け寄った。


太宰「っく。ふふふふ。」

「手前、深手じゃねぇか、、、。」

太宰「あの触手実に不思議だ。異能無効化が通じない。」

「莫迦なっ。有り得るのか?」

太宰「私の異能無効化に例外はないよ。可能性は一つ。」
  

「"あれは異能じゃないんだ。"」


「はぁ!?」


/ 82ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp