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人魚姫【文スト/中原中也】

第5章 探し求めていた彼女。


佐々木が秘書として働くようになってから数日が過ぎた。

勿論との関係は変わらず続いている。

だが、少しとの距離が離れているような気はしていた。

然し任務が重なったこともあり、なかなか2人の時間を作ることができずにいた。


そんなある日、任務帰りに飯を食うことになり、佐々木と2人で街を歩いていた。

佐々木「きゃっ、、、」

「っと、、、。大丈夫か?」

佐々木「すみません、ちょっと目眩が、、、。」

佐々木がふらついたので、咄嗟に支えたのだったのだが。

佐々木「中也さん、、、。」

突然接吻されたのだ。

突然のことに動けなかった。

その時、視線を感じた。

「ッ!!!」

なんとが立っていた。

目が合った瞬間は慌てて走り去ってしまったのだ。

追いかけようとしたのだが、佐々木に手を掴まれた。

佐々木「中也さん!彼女懸賞金がかかっている人です!!」

佐々木を止めようとしたが遅かった。

佐々木の無線で部下たちが動き始めた。

拙い!! 慌ててにメールをした。

頼む、、、なんとか逃げてくれ。


「俺も探してくる、手前は拠点で待っとけ」

上手く佐々木と別れ、を探しに向かった。






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