第3章 恋の始まり
最悪だ。
なぜよりにやって探偵社なんだ。
探偵社はうちの敵対する組織だ。
太宰「ただの同僚ではないのだよ!ちゃんと私は、、っうぐ!!!」
再び太宰がなにかを云おうとするとが阻止する。
"それより太宰さんの前職って、、、、"
ゴクリ。
の言葉に息を呑む。
俺がマフィアだとバレれば、恐らくとはもう逢えないだろう、、、、。
これで俺の恋も終わりか、、、、。
"あっ!お花屋さんだ!!"
予想外の言葉にポカンとした、、、、。
花屋だと!?
あの野郎なに適当なこと云ってんだよ!!!
どう見たって花屋な訳ねェだろ!
咄嗟に太宰を見るといつもの如く悪い笑みを浮かべて俺を見ていた。
「糞太宰、、、手前は俺が絶対に殺してやる!!!」
太宰「ふふ、お花屋さんがそんな怖いこと云わないの♡」
「手前っ!!!」
"中也くんお花屋さんだったんだね!"
ニコニコした顔で問いかけるに否定する事ができなかった。
それにマフィアだとバレずに済んだ、だから癪だが太宰の嘘に乗っかることにした。
「黙ってて悪い、その恥ずかしくて、、、」
"なんで?凄く素敵な職業だよ!私もよくお花買うんだ、今度中也くんのお店で買おっかな!"
「えっと、、、俺の店遠いんだ、だからこれから俺が来る時に持ってきてやる!どうだ???」
"いいの?ありがとう!楽しみにしてるね!!"
なんとか誤魔化し切れた、との時間はいつもは癒されるはずなのに、糞太宰のせいでどっと疲れた。
「じゃあまた明日迎えにくるからな!」
"うん、ありがとう!また明日ね!"
太宰「じゃあねー、中也ー」
「手前はさっさと死ねー!!」