第1章 【シン】恋と狂宴【R18】
「あっ……っ!?」
「……ここ、な」
「やだ、そ……こ……あっ、あっ、うぅ……だめ、シンッ♡」
どんなにやめてと言ってもシンの手が止まることはなく、結局そのままイってしまった。
「んっ、んっ、んっ♡ だ、めっ、もぅ……イ……く、んん~~~!!!♡」
ぐったりとしているそばから、シンはなにやらモゾモゾと動いていた。気付いたときには、シンの荒ぶったモノがお見えしていて、見た瞬間に息を飲んだ。
「……っ!」
声にならない悲鳴が喉で出た。
「ま、まってまってまって……そんなの入らないってば」
「そう思うか?」
「無理だよ、だって……大きすぎる……」
「……」
たまに見せるシンの癖。目頭を指でぎゅっと押してなにか考えている。
ここまできて無理、だなんてやっぱ怒った……とか?
「シン……あの」
「お前はもう少し男を知れ」
「え、なに、わぁっ!」
両足の膝をぱかっと左右に開かれ、その間にシンが割り込み熱い先端が入口に当たっている。
グリグリと擦って、ほんの少しだけ入口でピストンして……シンの口からは珍しく荒い息遣いが聞こえる。
「ん……はぁ」
「シ、シン……」
本当にこのまま挿れるつもり!?と思っていたら……。
「悪い……お前が嫌ならここで止める。どうだ?」
見たことないくらいに優しい眼差しと、唇をなぞるシンの親指が震えていて、私は嫌だとは思わなかった。
「いや、じゃない……」
「ふっ……そうか。ならゆっくり息を吐け」
「ん、ふぅーー……んっ!」
吐いたタイミングでシンの塊が挿入ってきて、内臓をぐっと押し上げる感覚。
「あぁ……あ~……っ♡ んん……」
「奥まで挿入った。平気か」
「ん、へい、き……」
「はっ……いい顔だ。動くぞ」
私の左脚を肩に乗せ、そのふくらはぎにキスを落としながら一度ゆっくり出ていくと、またゆっくり奥まで挿入ってくる。
「あ、あ、あぁぁ……ん、んんっ……あ、ぁぁ……あんっ、シン♡」
「……いい顔とは言ったが、そういう顔は男を煽るだけだぜ」
ガンっと一際奥を突かれる。リズムに合わせてシンの口からはっ、はっと短い声が出てる。
シンも感じてくれてる?
そう思うとなんだか嬉しくてキュンとした。
「っ……お前、今なにを考えた?」
「え、どうして」
「フッ……ここ」