第1章 【シン】恋と狂宴【R18】

「シ、シン……そこは」
「よく濡れてる。下着……脱がすぞ」

　ためらう暇も与えてくれず、あっという間に下着が剥ぎ取られる。見られたことのない場所を露わにするのが、こんなにも恥ずかしいなんて……！

　反射的に秘部を手で隠してしまうけれど、もちろんシンがそれを阻止する。

「やだ、シン。お願い、見ないで……」
「そうしてやりたいとこなんだがな。見ないと出来ない。初めてか？」
「………」

　咄嗟に黙ってしまった。これじゃ、そうですって言っているようなものなのに。

　案の定、シンにはすぐにバレてしまった。

「そうか。安心しろ、お前の悪いようにはしない」

　私の両脚をゆっくりと広げて、誰にも見られたことのない秘部を見られている。ただそれだけで耐えようのない何かで体が熱い。

「ほら、集中しろ」

　シンの指がやさしくクリトリスを撫でただけで電気が走った。そのまま上下に擦られるとくちゅくちゅと音がし始める。

「ここは本当に素直だな」
「あ……あっ……っ、やだ……」
「そうは見えないな。この突起をこうやって擦ると……」
「ひぅ……っ♡」
「指挿れるぞ」
「へっ？　やっ、あっ……っ！」

　ちゅぷぷ、と指が挿ってきた。

「こんなに濡れてたら痛くはねぇだろ。動かすぜ」
「だめっ……や、あ、あっ！　シンッ♡　い、あぁぁ……」

　自分では届かない奥までシンの指が届いてる。こりこりっとスポットを優しくゆすられると声が止まらない。

「あ、あ、あぁぁ……や、だぁ♡　あっ、んっ……あぁんっ」
「いい声だ」
「ひ、うっ……そこぉ、やっ……あぁぁ♡」
「しっかり感じてるな……じゅるっ」
「うあぁっ！！　だ、やだ、そ……舐めっ、やっ……」

　シンにアソコを舐められている……その光景はもう目を覆ってしまいたくなるくらいに淫ら。

　しばらくすると脚がガクガクと震え始めた。

　なに、なにが起こっているの……自分のカラダなのに、なにかおかしい……っ！

　指と舌の刺激によって私はあっという間に果ててしまった。

「はぁ、はぁ、はぁっ……」
「へばるなよ、まだ序盤だ」
「へ……あ？」
「指……動いてるのわかるか」
「ん……」
「どこがいい？」
「わかんない……」

　シンは私の反応を見ながら少しずつ位置を変えていく。