第1章 夏油傑 奪ってでも欲しいもの
「ふっ‥‥ほんとに‥‥昔から変わらないねぇ」
泣いていると思っていた傑の肩が小刻みに揺れる
『傑‥?』
「ふっ‥ははっ‥‥こんなに簡単に落ちてくれるならもっと早く奪っておけば良かったよ」
『んんっ‥?!』
ベッドの上で抱きしめられた身体
顎を掴まれると強引に口内へ舌が捩じ込まれる
「それにしても‥私から本当に逃げられると思ったのかい?もう2度と逃げようと思わないようにお仕置きしてあげないといけないね」
深いキスに息が出来ずに傑の胸にしがみつくとあっという間に衣服を剥ぎ取られて
身に付けているのは下着だけになってしまった
「この手も‥こうしておこうか」
脱がされたシャツで手首を縛られて
ベッドに腰掛けた傑の膝の上にうつ伏せにさせられる
『この格好やだっ‥‥ねぇ‥なにするの‥っ?』
「もう忘れたのかい?が2度と私の元から逃げないようにお仕置きをするんだよ」
『ひゃあっ?!』
手首を縛られて
抵抗も出来ない私のショーツを少し下に下げると
パシンっと大きな掌で突き出したままの臀部を叩かれた
「は誰のものか‥まずは身体に覚えさせないといけないからね」
『〜っ!ゃっ‥ゃだっ‥‥』
「肌が白いから一度叩いただけでも手の形が赤く浮かび上がってくるね」
必死で動こうとするけれどもしっかりと身体を押さえつけられていて抜け出すことができない
小さな子が膝の上に乗せられて
パンパンとおしりを叩かれるように
傑の膝の上で何度も恥ずかしいところを叩かれて
恥ずかしさと
じんじんと熱を持ったような少しの痛みで
一気に顔に熱が集まっていく
『どうして‥っ‥‥こんなこと‥っ』
「が誰のものなのか‥‥まずは身体に覚え込ませておかないとと思ってね」
そう言うとさらにショーツを下げられて
長い指先が恥ずかしい割れ目の上を優しく何度も擦り上げる
『ゃぁっ‥‥ゃだっ‥‥こんなこと‥‥っ』
ヌルヌルと滑りのよくなった指が何本もゆっくりとナカに挿入されて一瞬息が詰まる
「悟に随分慣らされたようだね‥‥」
『ゃっ‥‥すぐる‥‥っ』