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リクエスト 裏短編集♡

第4章 七海健人  覚悟


『んぅっ‥?』



ずるりと私のナカから七海くんが出て行ってしまう




「そんな顔しなくても、すぐに挿れてあげますから」




壁につかされていた手首を掴んで
今度は壁を背に七海くんと向かい合う




見慣れた青いシャツの袖を捲り上げて


緩めたネクタイを鬱陶しそうに首の後ろへまわすと
はだけた胸元がチラリと見える




少しずらされたスーツのパンツ
鍛えられた筋肉の先に


初めてみる男の人のモノ



『ッ‥』



ドキドキして目を逸らしてしまうと
今度は正面から顎を掴まれて



真っ直ぐに見つめあったまま
唇が重なり合った




「愛していますよ、ずっと前から」




『〜ッ!!』





片脚を持ち上げられると
グッと下から突き上げられるようにさっきまでの熱が入ってくる



目の前が弾ける様な強い快楽と
さっきまで見えなかった七海くんの顔が目の前にあってドキドキしておかしくなっちゃいそう




「ッ‥締めすぎですよ‥‥さん‥っ」





腰の動きは止めないまま
ゴリゴリと内側を擦り上げて



さらに密着した身体
耳元には七海くんの熱い吐息がかかる




『ッ‥ゃぁっ‥っん‥ぅあっ‥‥お‥かしく‥なっちゃ‥ぁっ‥!』




「私だけに飲ませておけばこうならなかったものを‥あなたがお人好しすぎるのがいけないんですよ」




『ゃあっ‥!!また‥く‥るっ‥!』





「これが他の男と閉じ込められていたらと思うとゾッとしますね‥」




『〜っ』





幾度となく押し寄せる意識が飛んでしまいそうなほどの快楽に目の前の身体にしがみつく




『もっ‥‥だ‥‥めっ‥‥っ‥あし‥ちからっ‥ぁっ‥はいんなっ‥んぅっ‥』




びくりと身体がまた跳ねる



頑張ってなんとか踏ん張っていた足から力が抜けると
両手で抱える様にして持ち上げられる




「媚薬の効果が切れるまで‥まだまだ付き合ってもらいますよ‥」




『〜っ』




抱っこされたまま



下から容赦なく突き上げられる


お腹の奥が気持ちいいの限界を超えてきゅっと固くなるのがわかる




そうするとより鮮明に感じる七海くんの熱








『もっ‥だめっ‥!!ら‥め‥っ‥って‥いって‥るっ‥!』



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