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リクエスト 裏短編集♡

第3章 両面宿難 終わらない続き


口の中に少し苦い味が広がると
満足したように宿難が笑う



それで終わりだと思っていると
身体を片手で持ち上げられる




『なっ‥にするんですか‥っ?』




「何を安心した顔をしている?」




『えっ‥‥や‥‥ぁっ‥』





すやすやと寝息を立てる恵くんに覆い被さるようにして身体を四つん這いにさせられる




「今からだと言ったのを忘れたか?」





『ひゃっ‥ぁっ‥!!こんなのっ‥‥っ!』





腰を後ろから掴まれると
一気に宿難のモノが奥まで入ってきて思わず腕の力が抜けてしまいそうになる




そんな事になったら恵くんを起こしてしまうかもしれない





こんな姿見られたら



恵くんを傷つけてしまうかもしれない





思わず突っ伏してしまいそうになる腕に必死に力をいれながら
与えられる刺激をひたすらに耐える




何にも知らないですやすやと眠る姿に罪悪感だけが募っていく





前にあんな事があった時
恵くんはひどく落ち込んでいるように見えて

それでいてとっても怒っていた





五条先生だって‥





あの日の先生の声が、悲しそうな顔が


思い返すと胸がちくりと痛む





「ほう‥他の男の事を考える余裕がある‥と?」




『っ!?』




どうして考えていた事がバレてしまったのか分からないけど
耳元で囁く声が悪戯に笑う





「俺の事しか考えられない程に犯してやらないといけないようだなぁ?」





『ひっ!ぁっ‥!!』





パンと大きな音がするほど激しく腰を打ちつけられて
思わず恵くんの胸板に倒れ込んでしまう





「ん‥‥」




『っ!』





恵くんが眉間に少し皺を寄せる



「ほら、もっと良い声で鳴け」





『ゃっあ‥!そんなっ‥はげしくしなっ‥でっ‥‥んぁっ‥ゃっ‥だめっ‥!』




腕を後ろに引っ張られたまま激しく中を擦り上げられる





目の前には恵くんがいるというのに




声を抑える事も出来ずに恥ずかしい声がどんどんと大きくなってしまう




『ふっ‥んっ‥ぅ‥』






我慢しようとすると口の中に指が入ってきた



だらしなく溢れる唾液




声にもならない声が溢れてしまう




どうしようもなく恥ずかしくて
涙が溢れた
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