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リクエスト 裏短編集♡

第3章 両面宿難 終わらない続き


虎杖side





素肌に感じる温もり


枕を抱きしめて眠ってたはずなのに



やけにあったかくて


むにゅむにゅと柔らかなものまで感じて目を開くと
腕の中にはなんも身につけていないちゃんがいた




昨日の夜は疲れ切って爆睡して




それだけ‥それだけだよなっ?!





目の前の事態を何も飲み込めずとりあえず引き剥がした白いシーツをちゃんにかける




制服着てても目立つ程のおっきい胸の谷間がシーツからチラチラ見えて

白い肌


綺麗な脚にはところどころキスマークのような赤い痕がついている




まさか?!
宿難?!




すると手の甲に現れた口がにやりと口角を上げた




「っ‥おまえっ‥!!?」




かぁっと頭に血が昇る




目の前の姿に鼻血は出そうだし
何が起こったのかなんとなく理解して
怒りで頭の中が沸騰する




出会ったばっかだし
一緒に過ごしたのはたかが数日かもしんねーけど



見た目だけじゃなくって
こんなにも優しくて努力家でいい子みたことねーってくらい



マジでちゃんに惚れてたから



「許せねぇ‥宿難め‥‥」





パンツだけ身につけてベッドの上でキツく拳を握りしめるとそっとその上から小さな手が重ねられた




『虎杖くんは、何も悪くないからね?大好きだよ』





「‥‥えっ?!!」




天使みたいな可愛すぎる笑顔に心臓とまっちゃうかと思ったよ?!





それに!!
大好きとかそんな簡単に言っちゃダメだからね?!




バクバクと煩い心臓を両手で押さえていると部屋の扉がバーンと大きく開いた




「虎杖‥お前‥」



ベッドの上でシーツだけ身につけたさんとパンツ一丁の俺をみて伏黒が拳をポキポキと鳴らす




「伏黒っ?!待って!!これは‥誤解でってていうかなんて説明すればいーの?!」




慌てて立ち上がると開け放たれた扉からいつの間に姿を現したのか五条先生が立っていた



「悠二‥とりあえず職員室ね?」




シーツの上から自分が着ていたジャケットを羽織らせている


さすがスマートな大人はちがうなーって
そんな事考えてる場合じゃない!!




じりじりと詰め寄る2人にちゃんが立ち上がる

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