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リクエスト 裏短編集♡

第2章 五条悟 大事なモノ


「お仕置きとしてお風呂でももう一回」



『えっ?お仕置き‥?なにをもう一回ですか?』




「あれー??と五条せんせー?」



突然先生に抱え上げられて戸惑っていると前から悠二と恵くんが歩いてきた




「悠二も恵も任務かな?お疲れサマンサ」



「先生はそんなに堂々と牽制してどうしたんですか?」



「あら。恵くんったら鋭いのね」



「こんなん誰でも分かりますよ‥見えるところに沢山痕つけて‥」


キッと僕を睨む恵


その横で少し傷付いたように悠二が目を逸らす




これは牽制が効いてる証拠かな?



『2人とも、お疲れ様っ!悠二は何かあったのかな‥?大丈夫‥?』




そして相変わらず鈍感なが心配そうに眉を寄せる




「ん、大丈夫っ!俺はこんな事で諦めたりしねーから!五条先生!覚悟しといて!」




「頼もしいね〜まぁせいぜい頑張ってよ」



「俺も‥負けませんから」




「恵からそんな言葉を聞ける日がくるとはね」




引くどころか
さらに前のめりになる若者2人




若いっていいねぇ




まぁ
は絶対に
譲らないけど




「じゃーねー!また明日〜!」



去っていく2人を背に僕の部屋に向かって歩き出す






「えらく分かりやすいね‥」




「硝子‥みてたのか?」




『家入さんっ!』



ニヤニヤとこちらを見ていたらしい硝子が隣を通り過ぎていく




「よかったね」




にそう言うとさっさと帰って行ってしまった




「あれ‥?もうお悩み解決?!まぁそんな事だろうと思った!引いてもダメなら押してみな作戦成功?!良かったわね!あんまりヤりすぎるんじゃないわよ〜おやすみ〜」




『の‥野薔薇ちゃんっ‥おやすみっ‥!』




部屋に着く少し手前



浴室から出てきた野薔薇とバッタリでくわしたが恥ずかしそうに顔を染める




「引いてもダメなら押してみな作戦ね‥それであんなにえっちだったわけだ?」




『っ!!』



ニヤリと笑うと腕の中で赤くなった顔をさらにばっと赤く染めた



「その作戦、続行でお願いしようかな」




『ご‥五条先生っ‥』




部屋の扉をパタリと閉める
僕達だけの甘い夜が始まる
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