第1章 夏油傑 奪ってでも欲しいもの
胸の先を舐められているのに
なぜかお腹の奥がキュンとして無意識に足を擦り寄せる
明るい室内で傑に恥ずかしいところを舐められて
顔から火がでちゃいそうなくらい体温が上がり始める
『ねぇっ‥すぐる‥‥ゃっ‥ひゃぁっ?!』
優しく先端を舐められて
きゅんとする刺激に身体を震わせていたけれど
急に口の中に含まれて
ぢゅうっと吸い上げられるから突然感じる刺激に身体が甘く痺れ始める
「おっきいのに感じやすいは可愛いね‥胸だけでいけるんじゃないか?」
ようやく傑が口を開いたと思うとまた私の胸の先を口に含んで
甘く歯を立てた
『ぃっ‥ぁぁっ‥ん‥‥』
ビリっとした刺激が体を駆け抜けて
痛いはずなのにさっきよりも強く快楽を感じて甘い声が漏れる
「やっぱり‥思った通りだよ」
敏感になっている胸の先を今度は指先で弾かれたり摘まれたかと思うと
また甘く歯を立てられて
繰り返される刺激に快楽の波が押し寄せて腰が大きく跳ねる
「普通は胸だけでイけるようになるには時間がかかるはずなんだけどね‥はこんなところでも優秀なんだね‥‥」
胸の先に与えられる刺激に夢中になっていると
擦り寄せていた脚の間に手が滑り込んでくる
「それでも‥‥胸だけじゃ物足りないだろう?こんなに濡らして‥‥ね?」
そう言うとショーツの上から強く撫で付けられて
その刺激だけでまた身体がびくりと跳ねてしまう
「今日はたくさん可愛がってあげたかったのに困ったな‥‥そんな可愛い姿見せられたら我慢できないかもしれないよ」
ショーツの中にするりと大きな手が滑り込んで
先程刺激されたところを今度は直に指先で撫でられて
電流が走ったような刺激に何度も腰が浮いてしまう
こんな行為をするのは初めてのはずなのに
なぜかこの先を期待して身体は疼き始める
「今日も1番奥まで可愛がってあげるからね」
『んむっ‥っ!!』
長い指がゆっくりとナカにはいってきて悲鳴をあげそうになるけれど
途端に唇を深く塞がれて
同時に感じる快楽に溺れそうになる
「っ‥ぐちゃぐちゃじゃないか‥‥慣らす必要もなかったみたいだね」
びくりと身体を震わせるとナカから指が引き抜かれた