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【呪術廻戦:®️指定】毒女は転生する

第2章 僕らの愛は


傑に揺さぶられながら彼に必死に抱き付いた。



執拗に繰り返されるキスにも、もう応えられる位に唇が少し離れるその瞬間すら分かっていた。

何度も何度も抱かれて。
体だけ繋がれて、心はいつも空っぽだった。




「……はぁ。…。」

その空白を埋める為に、繰り返し告げる愛しい名前と。
甘い愛の言葉。



「愛してる、ずっとだけを。」



自分には不必要なモノだけを押し付ける傑にうんざりしながらも。

抱き締めて身を任せる体は他に無かった。




傑の律動が早くなって、彼が果てようとしていると分かって、は傑の腰に足を絡めて思い切り抱き締めた。
















「ただいま!!機嫌治った?!」

勢いよくリビングのドアを開けて、悟はソファに座っているに叫んだ。

の体には傑の腕がしっかりと巻かれている。



「傑どけ!!、僕にも触らせて!!」

「…………………。」



大柄な男2人に抱き付かれて、の目が死んだ魚の様に暗くなる。



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