第2章 僕らの愛は
傑は忍耐強くの言葉を待った。
それに負けたが体を倒してベットに横になった。
「……別に……傑達とSEXしたくなかっただけ。」
「……………。」
の言葉に、傑が一瞬固まった。
「……したくなかったの?」
「うん。」
しばしの沈黙が2人から流れた。
「……気に入らない点があるなら改善を…。」
「頑張って欲しい訳じゃ無いよ。」
ピシャリと言い放つに、傑はじゃあやらないとは言えない。
やりたいのだから。
困ってを見下ろしていると、はボソッと口を開いた。
「……私の死刑はいつなの?」
傑を見ないでぼんやり天井を見つめて言ったに、傑の顔が少し引き攣った。
「……… は死刑を望んでいるの?」
「……おかしいよね…あの時は死にたくなくてあんな事件起こしたのに。」
死にたく無かった。
10年前のあの日そう思って口寄せして憑依したのが妲妃だった。