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【呪術廻戦】薄夜の蜉蝣【R18】

第1章 背徳は蜜の味✿



「あ……っ……んん……」
「気持ちいい?」

聞かれても、答えられない。ただひたすらに快感に溺れるだけ。

いつの間にかスカートの中に侵入した傑お兄ちゃんの右手が、ショーツの上から私の敏感な部分を撫でてきた。

割れ目に添うようにしてなぞられたあと、中心に押し込むように押されると、じんわりとした疼きを感じる。布越しにカリカリと爪で引っ掻くように刺激される度、段々とそこは湿っていく。

「濡れてるね……可愛い」

ようやく解放された口から発せられた言葉に、顔が熱くなる。

「はぁ……っ、や、だ……」
「どうして?こんなに濡れているのに」

愉しそうに目を細めた傑お兄ちゃんの指に、下着越しの突起を弾かれた瞬間、ピリピリとした甘い刺激が走る。

「あっ、あっ……あ……」
「ほら、聞こえるかい?いやらしい音」

耳の穴に直接吹き込まれるように言われて、私は顔を逸らす。それでも執拗に敏感な部分を責められて、身体の中心から蜜が溢れ出すのを止められなかった。

「あ……あっ、そこ、気持ちい……から、ダメ……っ」
「ゆめ、大きい声は出さないようにね。悟や他の誰かに聞かれたいなら話は別だけれど」

耳に吐息がかかり、頬が急激に熱を帯びる。

私の背中を預けている部屋のドアが、微かに軋んだ音を立てた。

五条先輩だけでなく、他の誰かに聞かれる危険性も思い出して、お腹の奥に、きゅうっと絞られるような疼きが走る。私は息を詰めて、慌てて両手で自分の口を覆った。

「良い子だ」

傑お兄ちゃんはそう言うと、私の頭を撫でて、そのまま私の首筋に口唇を押し当て、何度も口付けてくる。

その間も、傑お兄ちゃんの指先は休むことなく、私の一番弱い部分を責め続ける。

「んっ……んンッ……あ……あぁっ」

ショーツをずらされて、何度か割れ目に沿って指が往復する。くちっ、くちゅっと湿った淫靡な音が自分の股から響いてきて、体が火照る。

外に聞こえてしまうんじゃないかと心配になるくらい、ワザと音が大きくなる触り方をされている気がする。

直に秘部に触れ続けるお兄ちゃんは、そのまま突起を剥いて擦ってきた。

「は……ッ……ん、んぅ……」

強い快楽にビクビクと太腿が痙攣し、勝手に腰が揺れてしまう。


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