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【呪術廻戦】薄夜の蜉蝣【R18】

第6章 恋い蛍✿


舌の動きに合わせて中がひくついてしまっていて恥ずかしいのに、もっと刺激が欲しいと思ってしまう自分がいることに気づいてしまったら、理性は崩れ落ちる。

「あぁ……っ、んぅ……」
「ゆめ、どうして欲しいか言ってごらん」

傑が私の下腹を撫でながら、さっきと同じように優しく問いかけてくる。

思考も体も蕩けてどうにかなってしまいそうだったけれど、それ以上に快楽を求める気持ちが勝ってしまった。

「あ、あ……あ、イきたいの、おねがい……もっと……」

私が消え入りそうな声で甘えると、彼は小さく笑ってから、陰核を包皮ごとねぶってくる。

体の芯がくすぐったくなる快感から一転、興奮で赤く腫れているそこを、舌先でぐりっと押し潰された瞬間、目の前が真っ白になった気がした。

「あぁっ、あ……っ」

強すぎるオーガズムに、一瞬意識を失いかけた。

しかし傑は構わずに、じゅるっと吸い上げたり甘噛みしたりを繰り返してくるので、私は何度も小刻みに膝を震わせて絶頂を迎えてしまった。

「あ、あっ……んぅっ……傑が、ほしい……
っ」

傑の頭を掴もうとしても、手に力が入らない。

いい加減、狂いそうだ。

必死に懇願すると、彼の目が細められて、口元が弧を描いた。

「ゆめ、私の名前を呼んで」

傑はそう言うと、指で入口の襞を解すように触れてくる。

「んぁ、あっ……すぐる……?」

私が名前を呼ぶと、彼は満足そうな表情でこちらを見た。ふっと視界から消えたと思えば、床に制服を脱ぎ捨てる音が聞こえた。

裸になった彼に抱き寄せられて、肌と肌が触れ合う。

汗ばんでいて、じんわりと温かい。

心地良いと思った時には、既に彼の猛ったもの先端が私の濡れ穴にぴたりと密着していて、本能的な期待で喉が鳴った。

「ん……きて、傑……」

彼の肌に額を擦り付けながら私がねだると、目の前の喉仏が上下した。

固く締まった筋骨の逞しい腕が私を閉じ込める。



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