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【呪術廻戦】薄夜の蜉蝣【R18】

第6章 恋い蛍✿


私の秘所からは、ショーツ越しにも分かる程に蜜が溢れていて、指を動かされる度に、今にも内ももに伝ってきそうな水音を立ててしまっていた。

「この下着で悟とのデートに行こうとしてたのかい?」

傑お兄ちゃんはそう言いながら、下着の上から敏感な部分を優しく撫で続ける。

その間もずっと耳に口付けられて、私はただ、熱い吐息を吐き出すことしかできなかった。

「ん……っ、ちが……う、五条先輩とのデートは断った、から……」

私が途切れ途切れに紡いだ言葉に、傑お兄ちゃんはぴくりと眉を動かした。

そして指の動きを止めると、少し首を傾げた。普段は優しいのに、時々意地悪な表情をする。

「へぇ……断ったのか」

その言葉に、私は必死でコクコクと頷くことしか出来なかった。

傑お兄ちゃんは瞳を細めると、ショーツの布を指で摘まんでクイッと上に引っ張る。

布が食い込み、アソコに擦れて小さな快感が生まれる。

「布の面積が小さくて、いやらしい下着だ」
「は……ぁ、それは、浴衣に下着の線が出ないように……っ」

甘い責めに耐えている私の反論を嘲笑うかのように、傑お兄ちゃんは何食わぬ顔で手を伸ばし、爪先で布越しに敏感な突起をカリカリと引っ掻いた。

「あっ、あ……」

あまりの刺激に、思わず大きな声が漏れそうになったが、私は咄嗟に口を覆った。

「濡れた下着がぴったりくっついて、感な部分が丸わかりだよ」

傑お兄ちゃんはくつくつと笑いながら、再び爪先で強く引っ掻く。刺激が強すぎて、痛みにも似た快感ともどかしさに、身体が震えた。

「ぁ……あ、だって……」

敏感な部分を爪で引っ掻かれる度に、お腹の奥がジンジンと疼いて、何か熱いものが染み出すような感覚がした。

早くその部分に直接触れて欲しくて、頭の中はぐちゃぐちゃだった。



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